この記事では、次のような悩みに対する答えが書いてあります。
- ミノキシジルって何なの?
- 副作用とかないの?
- M字ハゲにミノキシジルは効果ないの?
- M字ハゲにはミノキシジルとフィナステリドどっちが効くの?
- M字ハゲが治ったらミノキシジルで維持できるの?
- M字ハゲにミノキシジルは効果が薄いってホント?
- ミノキシジル外用薬だけでもM字ハゲって改善するの?
次のような疑問や悩みをお持ちの方はぜひ続きをお読みになってください。
ミノキシジルとは?
- 世界90ヵ国以上で承認され使われているAGA治療薬
- 血管拡張作用を有する薬品
- 米国で降圧薬として開発された
- 副作用として毛が生える現象が起きたためAGA治療薬となった
- フィナステリド、デュタステリドと並ぶ代表的なAGA治療薬
ミノキシジルとは血管を拡張させる効果がある成分で、もともとは高血圧用の成分として開発されました。
しかし、ミノキシジルを使った患者に体毛や髪の毛が太くなるといった副作用が見られ、研究ののちに発毛成分として認められました。
今では、すでに世界90ヵ国以上で承認され使われている発毛の有効成分です。
M字ハゲ治療用のミノキシジルについて
ミノキシジル治療薬には2種類ある
M字ハゲや薄毛に使用されるミノキシジル治療薬には、以下の2種類があります。
- 内服薬(飲むタイプ)
- 外用薬(塗るタイプ)
効果や副作用については内服薬と外服薬で変わってきます。
ミノキシジル治療薬の共通効果
ミノキシジルの主な効果
- 血行を促進し、発毛を促す
- 毛母細胞を活性化させる
ミノキシジル内服薬と外服薬の違い
ミノキシジル内服薬の特徴
- 成分が血流にのって毛母細胞まで届く
- 浸透率が高く、外用薬よりも発毛効果が高い
- 副作用の発生確率が外用薬より高い
ミノキシジル外用薬の特徴
- 臨床実験で高い安全性が実証されている
- 内服薬に比べると効果が低い
ミノキシジルに副作用はないの?
結論:外用薬と内服薬どちらの場合も副作用が発生する確率はあります。
全ての薬は、副作用が発生する確率を必ず秘めています。
重要なのは、発生する可能性がある症状、発生確率を十分に理解してから服用することです。
数日間服用して、対象とされる症状が現れないか、効果があるかを見極めるようにしましょう。
ミノキシジルの内服薬と外用薬それぞれの副作用は次の通りです。
ミノキシジル内服薬の副作用
- 立ちくらみ・めまい・ふらつき等
- むくみ
- 動悸、息切れ
- 体毛が濃くなる
- 肝臓に負担
ミノキシジル外用薬の副作用
- かゆみ・かぶれ
ミノキシジルは、内服薬の方が発毛効果が高いとされています。
副作用の発生確率は、日本では認可が下りていない薬品のため、統計的な数値が公開されていません。そのため、副作用には十分注意をして利用することが大切です。
体質により合う合わないがある薬なので、数日から数か月試してみて判断することをお勧めします。
外服薬は、効果が内服薬ほどではないですが、副作用のリスクが低いのが特徴です。
副作用の発生確率は、軽いものを含めると8~9%程度と言われています。
また、副作用により重篤化した例がほとんどないのがポイントです。
そのため、ドラックストアでも購入が可能になったというわけです。
M字ハゲにミノキシジルは効果があるのか?
結論:ミノキシジルはM字ハゲにも効果があります。
ミノキシジルは、世界で発毛効果が認められているAGA治療薬です。
日本皮膚学会のガイドラインによると、次のような実験を行い効果が立証されています。
ミノキシジル液を用いた 5 件のランダム化比較試験を解析した,924名の男性被験者を対象とした観察期間 24 週のシステ
日本皮膚学会ガイドライン
マティック・レビューにおいて,2%ミノキシジル群ではプラセボ群に比べ,脱毛部の総毛髪数がベースラインより平均で 20.90 本(95%信頼区間 9.07~32.74)と有意に増加した.
上記の実験はミノキシジル外用薬による内容です。
内服薬についての日本での研究結果は、先にもお伝えした通り日本で承認された薬ではないため存在しません。
ですが、ミノキシジル内服薬が認証された国での臨床結果では、外用薬より高い効果が証明されているようです。
また、M字部分への効果ですが、頭頂部への効果より低いとされています。
M字ハゲにはミノキシジルとフィナステリドどっちが効くの?
結論:どちらも効果がある。どっちが有効かは人によって違う。どちらも使用した方が効果的。
ミノキシジルとフィナステリドは効果が違います。
ミノキシジルは、血管を拡張させて発毛を促す作用があります。
フィナステリドは、脱毛因子であるジヒドロテストステロンの発生を抑える作用があります。
簡単に説明すると、ミノキシジルは発毛を促し、フィナステリドは脱毛を阻止する効果があるということです。
相容れない効果のため、どちらも使用した方が効果的とされています。
M字ハゲが治ったらミノキシジルで維持できるの?
AGAの場合、ミノキシジルを継続するよりもフィナステリドを服用した方が維持できます。
ミノキシジルは、血管を拡張して発毛を促す作用があるとされています。
しかし、M字ハゲの原因のほとんどは、AGAによるものです。
AGAは、ジヒドロテストステロンによる脱毛がほとんどのため、ジヒドロテストステロンに作用するフィナステリドで脱毛を防いだ方が効果的です。
発毛をするために、ミノキシジル。髪を守るためにフィナステリド。ということです。
M字ハゲにミノキシジルは効果が薄いってホント?
頭頂部より、M字部分の発毛の方が難しい。
多くの発毛の研究では頭頂部の方が、M字部分より効果が高いとされています。
理由は、M字部分の方が脱毛因子であるジヒドロテストステロンが多く発生するからであるとされています。
そのため、AGAで使用される治療薬全般は、頭頂部よりM字の方が発毛効果が実感しにくいようです。
ですが、上記でも述べたように効果がないというわけではありません。
ミノキシジル外用薬だけでもM字ハゲって改善するの?
外用薬のみでも改善する場合はある。効果がない場合は、フィナステリドと併用。それでもダメなら、ミノキシジル内服薬。最終手段は自毛植毛。
上記のように、段階を踏んで試していくことをお勧めします。
正直、どの治療薬があなたに効果があるかは医師でも判断できません。
治療薬の効果は、頭皮の状態や体質により様々なため、自分に合った治療法を試してみる必要があります。
副作用のリスクを抑えながら進めていくことをお勧めします。
ミノキシジル外用薬はドラックストアでも購入可能
薬剤師の説明があれば一般のドラックストアでも購入可能です。
ミノキシジル配合の外用薬例
- リアップX5(アンファー)
- スカルプDメディカルミノキ5(大正製薬)
- リグロEX(ロート製薬)
- アロゲイン5(佐藤製薬)
等
【結論】ミノキシジルはM字ハゲに効果がある
ここまでの内容からミノキシジルはM字ハゲに効果があります。
しかし、あなたにとって効果がるのが外用薬なのか内服薬なのかは、誰にも分かりません。
統計的には、どちらも有効性が証明されています。
M字ハゲを改善したい場合は、しっかりと調べた上で、治療していくことを行ってください。
症例を多く見てきた医師に相談することで、適切な治療を試せるので調べるのが面倒という方は、AGA専門のクリニックを受診してみることをお勧めします。
今だと、無料でカウンセリングをしてくれるクリニックが多いです。
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ハゲに幸あれ!