AGA治療薬のフィナステリドってどんな効果あるの?副作用は大丈夫?
フィナステリドは、安全性も高く、内服薬としては一番有名な治療薬ですね。
では、今日はフィナステリドについて紹介していくことにするよ。
サクッと読めるので見てみてくださいね。
フィナステリドとは?
フィナステリドとは、下記のような特徴を持つAGA治療薬です。
- AGA(男性型脱毛症)の進行を抑える
- 髪の毛のヘアサイクルを正常な状態へ戻す
- ノコギリヤシの薬効成分を研究してできた化学合成品
- もともとは前立腺肥大や前立腺がんの治療薬として開発された医薬品
- アメリカの医薬品管理局であるFDAでも認可されているAGA治療用の薬剤
- プロペシアのジェネリック医薬品
AGAの原因とフィナステリドの効果は?
AGAの原因
効果を説明する前にAGAの原因について解説します。
- テストステロンと呼ばれる男性ホルモンと還元酵素5αリダクターゼが結びつくことで生成される「ジヒドロテストステロン(DHT)」が主な原因である
フィナステリドの効果について
- 還元酵素5αリダクターゼの作用を妨げることでジヒドロテストステロン(DHT)の生成を抑制する
- ジヒドロテストステロン(DHT)の生成を抑制することでAGAの進行を抑える
- 乱れたヘアサイクルが正常な状態に戻る
- 30代~40代の若い人のほうが効果が高い
結論から入ると、フィナステリド服用の効果は主にAGAの進行を抑える働きがあるということです。
プロペシアの主成分であるフィナステリドは、AGAの原因に深く関わる「5α-リダクターゼ」の2型を阻害し、脱毛を防ぐ働きがあります。
一般的な効果は、AGAの進行の抑止です。
脱毛を防ぐという効果が得られる治療薬になっています。
そのため、発毛効果があるミノキシジルと合わせて使用することが多いです。
私も、ミノキシジルとプロペシア(フィナステリド)を並行して使用しています。
服用開始前の注意点
- 薬の投与をやめると、ジヒドロテストステロン(DHT)の生成が抑えられなくなり、抜け毛が増える状態に逆戻りする
- 服用は成人男性に限定される
- 妊娠中の女性は胎児に影響を及ぼす恐れがあるため服用できない
- 必ずクリニックで医師による診断を受け処方してもらう必要がある
- 高齢の人においては、有効性が確立していない
- 肝臓の悪い方への処方には注意が必要
副作用について
一般的に発生する可能性がある副作用は次の通りです。
- 勃起不全
- 性欲減退
- 精子の減少
- 肝機能障害
- うつ症状
発現率は低くいずれも0.2~1%となっており、一般的な薬と比較しても低いとされています。